防犯コラム

☆ カギ番号のお取扱いにはご注意を!! ☆

カギ番号が大切な理由

皆様がお使いのカギをよく見てください。
メーカー名の刻印以外に数字やアルファベットの番号が刻印されていませんか?

 

メーカーから出荷された純正キーであれば必ず刻印されているカギの製造番号、それがいわゆるカギ番号(ナンバー) です。純正キーを基にコピーして造られたスペアキーには、そのオリジナルのカギ番号は通常刻印されません。
メーカーはこのカギ番号をデータ管理しており、全国どこからでもカギ番号を示して注文すれば同じカギが届くシステムになっています。もしカギ番号の数字やアルファベットを読み違えて間違って注文した場合、絶対に同じカギは納入されません。つまり、その番号さえ正しく伝えてしまえば全国どこにいてもカギの複製はできてしまうと言えます。

 

例えば現在ご使用のカギを以前誰かが使用していた場合、その前の使用者がカギ番号を控えていたり写真に記録しておけぱ、その情報から同じカギを複製することが簡単にできてしまいます。そのような危険を避けるためにも、賃貸住宅の場合は必ず不動産会社または家主に対し入居時にカギを新しく交換してもらう事をお勧めします。

 

そして、不用意にそのカギ番号を他人に見せないことです。

簡単にスペアキーが作れない高い認証システムも

カギに刻印された番号をメーカーに注文しても、その番号だけではメーカーでさえカギを製作できない特別な認証システムを採用したカギもあります。

 

そのカギは、カギ番号とは別のID番号がペアになっておりその2つの情報が同時にメーカーに届かないと複製できないシステムになっています。
既にそのようなシステムを導入しているマンションやアパートであれば、入居者だけでなくオーナー様も毎回交換を気にする必要もなく安心です。

 

ID番号は専用カードに印刷されていたりタグ状のプレートに刻印してあり、錠前メーカーによりその形態は異なりますが、封印され内容が見えない状態のID番号がオーナーにのみ手渡されるシステムは各社共通です。入居者はそのID番号の存在を知らない上、万一そのID番号を紛失してしまうと、オーナーでさえ後からメーカーにID番号は確認できないほど万全なセキュリティ体制が構築されております。
(入居者がオーナーに成りすましそのID番号を聞き出すことを防ぐため)

 

そのカードやタグはカギとして使えないので、オーナーが保管していても普段の使用には何の支障もきたしません。実際にカギを使用している入居者は、そのカギをオーナーの許可なく勝手に複製できないため知らない間に合鍵を持たれる心配もありません。賃貸住宅をお持ちのオーナー様にも是非、お知らせしたい情報です。

 

ただし、今お使いのカギをそのまま後から認証IDシステムに変更することは残念ながらできません。

ドア側の錠 (シリンダー) ごと交換が必要となりますので、詳しくは組合員のいる店舗までご相談下さい。

 

※製品情報に関しては、インターネットにて「 認証ID   カギ 」というキーワード検索をお試しください。

 

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