防犯Q&A

鍵メーカーでは、オーナーの特定はできないの!?

まず、鍵を製造・出荷するメーカーは、大手ドアメーカーからドアの一部品として鍵穴、取手部分も含んだドアロックのセット製品を納入します。この時点では、そのセット製品がどの住宅に取付けられるのかは分かりません。そして、住宅建設会社からドアメーカーに注文が入り、ドアとドアロックが納品され、その建物引き渡しが完了して初めて鍵のオーナー、つまり建物所有者が確定します。そしてこの情報はドアロックを取扱う販売店およびメーカーには届きません。逆に、知られない事が犯罪抑止に繋がるからです。

 

そして建物を建てたハウスメーカーや販売業者でさえ、オーナーが持つ鍵番号を知らないのです。その理由は、建物の施工中はオーナーが使用する鍵とは別の工事用キー (コンストラクションキー) で管理しているためです。建物の完成後、オーナーに引き渡された鍵はパック封入されており、その鍵をオーナー自身が開封し自宅の鍵穴に差し回転させれば工事用キーは使用不能となり、以降はオーナーキーしか使用できなくなります。そのオーナーキーがパックされている時に番号は見えないため、オーナーキーの番号は建物所有者のオーナーしか知り得ない仕組みとなっております。よって、鍵を手にしたオーナーしか知り得ないのが鍵番号、という事になります。

  • ノムラテック
  • アイホン
  • FaceSec
ページトップ